37週目の妊婦さんの約3%が逆子。矯正はできるのか

人気の医療漫画「コウノドリ」33巻でも、逆子に着いては取り上げられていますが、妊娠37週の時点で胎児が逆子になっている割合は3%ほどあります。逆子になる原因は、子宮筋腫があるケースも少なくありませんが、赤ちゃんがその姿勢が一番楽だからだと言われています。
現在、逆子の場合はほとんどが帝王切開になります。理由は、分娩時に胎児が骨折したり神経を損傷するリスクが高いこと、へその緒が脱出して新生児仮死や死産などの悲しい結果になるリスクが高まること、分娩遷延による悲しい結果になるリスクが高まることなどがあげられます。
逆子の矯正術として外回転という施術方法もありますが、行っている医療機関は少ないです。東京都内の医療機関で2012年1月から2014年8月までに行われた250例の外回転の結果は、186例が頭位に矯正できました。初産婦の71%、経産婦の86%が成功しています。手技中に帝王切開になった人が、7名いました。
外回転は必須の手技ではないため、帝王切開でも良いという人や緊急帝王切開が必要な人、妊婦さんが小柄で経膣分娩が困難だと思われる人には勧めません。また妊婦さんが肥満の場合は、手技が困難なので行わないことが大半です。施行する際は、必ずいつでも帝王切開に移行できる準備を整えた上で行います。
逆子の矯正に対して、逆子体操や鍼灸は医学的なエビデンスは乏しい、というのが産婦人科学会の見解です。